いにしへのお茶
中国南東部にある武夷山では、標高300m級の岩場にお茶の木が生育しています。
このお茶の木は、岩のミネラルと、太陽の光と、霧と、山の水だけを吸って育ちます。
その木から、毎年春から初夏に一度だけ新芽を摘み取って、お茶に加工したのが岩茶です。
岩茶は、飲む人に優れた薬効をもたらすため古くから珍重され、皇帝や一部の貴族しか飲むことのできない貴重なお茶でした。
わが国へのお茶の伝来は、およそ800年前、栄西禅師が中国から種を持ち帰り、それを京都栂ノ尾高山寺の明恵上人に差し上げあげられたのが大きな契機となっています。
栄西さんは、『喫茶養生記』という書物をしるし、「養生の仙薬」としてのお茶の効能について広く紹介されました。また明恵さんは、自ら栽培するとともに、宇治をはじめ、全国各地にその栽培を普及されました。
いま日本中にあるお茶の木のほとんどは品種改良され、さし木によって殖やされたもので、種から育てたものは大変少なくなりました。
種から育てた木は、さし木で育てたものより根張りがよく、土中深くまで根を下ろし、しっかりとミネラル分を吸収します。
また、お茶の木の一本一本がそれぞれに違った個性をもっていることも大きな特徴です。
私ども京都なごみ園のお茶畑にも、栂ノ尾のお茶の木の子孫が植えられています。
それを、肥料や農薬などは用いず、波動の良い活性化した水だけで大切に育ててきました。
このお茶が、岩茶のように優れた薬効のある「養生の仙薬」として、みな様のご健康とお幸せのお役にたちますことをお祈りいたします。
いにしへのお茶 ご賞味いただけましたら幸に存じます。
販売価格(税込) 80g入り 1500円 35g入り 750円
京都なごみ園 TEL/FAX 0774−78−5018
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